METRAVON MV-WM0005は、定格荷重の仕様別に組立隙間が定められた動荷重用計量モジュールです。関連する標準モジュールのカバーだけが違う製品としては扱えません。0.5–3 t、5 tまたは7.5 t、10 tのグループは設置高さと接続寸法が異なります。移動荷重や変動荷重では、最大の公称重量だけでなく、運転サイクルと重量値が必要になる時点を見積条件に含めてください。
動荷重用計量モジュールの運転サイクルを具体化
動く部分、支持部への荷重経路、想定ピーク、サイクル時間、有効な測定値を得るまでに使える時間を示します。撹拌タンク、荷重が進入する台、時折衝撃を受ける設備では、確認すべき条件が異なります。
動荷重用という名称では、許容衝撃力、固有振動数、整定時間、処理能力は決まりません。振動や高速計量に採用する前に、提示された組合せの機械的使用条件とデータ取得性能を確認してください。
選定仕様で指定された組立隙間を保つ
Dは0.5–3 tと5 tまたは7.5 tで1.6 mm、10 tでは3 mmです。図面にはD +0.10も3か所に示されています。すべての保持部品を締め込み、隙間を完全になくす指示ではありません。
選定した仕様に対して承認された組立・調整手順を求めてください。異物、輸送固定具、誤った設定によって別の荷重経路ができる場合があります。ストッパーの意図された接触と、通常計量中の不要な接触を区別します。

交換前に高さと取付位置を比較
最初の2グループのベース全長は286 mmと318 mmですが、設置高さは109 mmと145 mmです。10 t組立品は全長360 mm、高さ177 mmで、L2は295 mmです。これらを標準仕様の図面から転記しないでください。
設備下の空間と全支持部の相対高さを確認します。ほかのモジュールを残しても、1本の脚の高さを変えると荷重分担や接続部の力が変わり得ます。表は実際の見積対象荷重の図面と照合してください。
表のLは全長、Hは高さ、Dは組立隙間です。Gは上部ねじ、Pは下部穴径、L2は長手方向の取付基準寸法を示します。AとBは上板寸法、Cはベース幅で、A1、B1、C1は対応する取付ピッチです。
| 荷重・記号 | 寸法値 | 関連寸法 |
|---|---|---|
| 0.5–3 t: L / H / D | 286 / 109 / 1.6 mm | G = M10; P = 13 mm; L2 = 226 mm |
| 5 tまたは7.5 t: L / H / D | 318 / 145 / 1.6 mm | G = M16; P = 17 mm; L2 = 257 mm |
| 10 t: L / H / D | 360 / 177 / 3 mm | G = M20; P = 21 mm; L2 = 295 mm |
| 0.5–3 t: A / B / C | 150 / 128 / 112 mm | A1 = 124 mm; B1 = 102 mm; C1 = 80 mm |
| 5 tまたは7.5 t: A / B / C | 178 / 152 / 152 mm | A1 = 146 mm; B1 = 120 mm; C1 = 102 mm |
| 10 t: A / B / C | 184 / 154 / 154 mm | A1 = 152 mm; B1 = 122 mm; C1 = 106 mm |
フィルターと受入試験を荷重サイクルに合わせる
強いフィルターで安定した表示は、ピークを隠したり、制御器に必要な値を遅らせたりします。記録するのが整定後の重量、移動平均、その他の合意した値かを決めます。センサー出力、励起、応答を確認し、計量機器のサンプリング、フィルター、PLC通信を照合してください。
プロセス出力の要求だけでは、サンプリング速度やModbus RTU対応は確認できません。機械的荷重限界と信号平滑化の設定を分けます。センサー、材質、保護条件、配線経路、接続箱や変換器を供給範囲に明記してください。
実際の運転を表す複数サイクルで試運転試験を行い、可能なら独立した基準を使います。繰返し性、有効値が得られた時点、除荷後の指示の戻り、ストッパー接触を記録してください。ソフト設定を変える前に、承認手順で隙間と締結部を点検します。
METRAVONの計量機器. サンプリング、フィルター、通信を必要な読取時点に合わせます。
METRAVONの他の計量モジュール. MV-WM0004と比べるときは、両組立品の高さと取付寸法を混同しないでください。
MV-WM0005の仕様と見積もりを相談する. 支持図、各モジュールの最大反力、荷重サイクル、利用できる高さ、隙間の図面、重量値を伝える時点をお知らせください。
応答と調整についての質問
Q1. 動荷重用なら、どの振動でも精度が保証されますか?
名称だけでは動的誤差、振動限界、整定時間は決まりません。外乱と荷重サイクルを示し、選定したセンサー、モジュール、計量機器で実運転を代表する試験条件を取り決めてください。
Q2. 3グループすべてをD = 1.6 mmにできますか?
できません。10 tの行は3 mm、小荷重側のグループは1.6 mmです。選定荷重の手順と図面を使ってください。小さい値を別仕様に流用したり、保持部品の外観だけから調整を決めたりしないでください。
Q3. ベース全長が同じでも交換を承認できないのはなぜですか?
高さ、隙間、上部接続、取付位置が異なる場合があります。10 tの標準仕様と動荷重仕様ではL2も異なります。交換承認前に組立品全体と設備高さを照合してください。
