METRAVON MV-WM0019は、ビーム型ロードセル、切欠き付き上板、長方形ベースで構成される計量モジュールです。取付寸法は0.25–2.5 tと3–5 tの2グループです。大きいグループではベースが210 mm × 100 mmから270 mm × 150 mmに変わり、全高は106 mmから135 mmになります。既設のタンクブラケットや基礎を流用する前に、これらの違いを確認してください。
ビーム型計量モジュールの外形を既設支持部と照合する
測りやすい2本のボルト間隔だけでなく、基礎との接触面全体、タンク支持部の下面、利用可能な高さを測定します。グループ間の高さの差29 mmは、タンクの据付高さや接続機器に影響します。穴位置を合わせるアダプタを使っても、偏心荷重や接触面積の不足が生じることがあります。鋼製架台を加工する前に、アダプタ図面と各支持点の反力を確認してください。小さいグループ用の支持面が、より大きな荷重にも十分であるとは判断できません。

8か所の穴を上側と下側の取付部に分けて確認する
小さいグループの図には直径13 mmの穴が8か所、大きいグループには直径17 mmの穴が8か所示されています。これは図示された取付部全体の情報であり、基礎に同じアンカーを8本設けるという意味ではありません。小さいグループの長手方向の基準寸法は175 mmと140 mm、幅方向は70 mmです。大きいグループでは235 mm、200 mm、90 mmに変わります。完全な図面を使い、上側と下側の穴配置を別々に承認してください。上板の切欠きと荷重を伝える接触位置も確認します。
| グループ・寸法 | 値 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 0.25–2.5 t:長さ/幅/高さ | 210 / 100 / 106 mm | 上板・下板の図面上の厚さは、それぞれ18 mm。 |
| 0.25–2.5 t:穴径 | 13 mm | 図示は合計8か所。上側と下側の位置を分けて確認。 |
| 0.25–2.5 t:取付基準寸法 | 175 / 140 / 70 mm | 長手方向175 mm・140 mm、幅方向70 mm。完全な平面図を使用。 |
| 3–5 t:長さ/幅/高さ | 270 / 150 / 135 mm | 上板・下板の図面上の厚さは、それぞれ23 mm。 |
| 3–5 t:穴径 | 17 mm | 大きいグループは小さいグループの取付空間にそのまま収まらない。 |
| 3–5 t:取付基準寸法 | 235 / 200 / 90 mm | 長手方向235 mm・200 mm、幅方向90 mm。上下の取付部を承認。 |
上側取付部と保持部品への作業スペースを確保する
上板の切欠きから締結部や周辺部品にアクセスできますが、外観だけで締付トルクは決められません。納入される組立品について、接触条件、保持部品の調整方法、締結部品の仕様を確認してください。タンクの脚が作業を妨げないか、変位時に他の部品と接触しないかも確認します。水平力や浮上り荷重が作用する場合は、架台と保持部品が許容する力を別途確認する必要があります。
ロードセルだけを交換する場合は電気仕様も照合する
既設表示器や接続箱を継続使用する前に、元のセンサを特定し、交換品の校正値、励起条件、抵抗値を確認します。モジュールの容量範囲と板の穴配置だけでは、信号の互換性は判断できません。センサ単体の交換では、電気仕様と併せて座面と荷重伝達部も確認してください。モジュール全体を交換する場合は、タンクの高さと保持部品を再確認します。組立後の設備に基準荷重を加え、除荷後と繰返し載荷時の結果を記録してください。
MV-WM0021の側面リンクへのアクセスと取付寸法. こちらは別構造のビーム型モジュールです。ベース、高さ、穴径が異なるため、容量範囲の一致だけでは組立品の互換性を判断できません。
MV-WM0019の見積りを依頼する. 選定グループ、ベースとタンクブラケットの図面、利用可能な高さ、既設センサと表示器の情報をご送付ください。
既設支持部の流用と交換部品
Q1. 既設穴を広げれば、大きいグループを取り付けられますか?
ベースの長さ、幅、高さ、取付位置も変わります。両方の構造と許容される支持反力を比較してください。穴を広げるだけでは、支持部の強度やタンクの据付高さを維持できるとは判断できません。
Q2. 図面の8か所の穴は、基礎アンカー8本を意味しますか?
図面には上側と下側の取付部が含まれます。各穴がどちらの板に属するかを確認し、全体の配置を把握してから、基礎アンカーとタンク側のボルトを指定してください。
Q3. 容量範囲だけを伝えて交換品を依頼すると、何が不足しますか?
センサの校正値と電気仕様、接触部の形状、取付グループ、保持部品の調整条件が未確認のまま残る場合があります。実際の組立図と表示器の情報を添え、機械的な適合と測定上の互換性を併せて確認してください。
