METRAVON MV-WM0013は、1本のダブルシアビーム型ロードセル、中央の荷重伝達部、両端の下に配置された円筒状支持部で構成される計量モジュールです。寸法表は5–20 klb、30–75 klb、100 klbの3区分に分かれています。タンク脚の下へ取り付ける場合は、上板とタンク脚、下板と基礎を別々に確認します。上下で穴径が異なるため、上板の穴配置をそのまま基礎の穴あけに使うことはできません。
上板のJ穴と下板のK穴を分けて確認する
5–20 klb区分の穴径はJが14.2 mm、Kが26.9 mmです。30–75 klb区分はJ = 17.3 mm、K = 30.2 mm、100 klb区分はJ = 20.6 mm、K = 35.1 mmです。これらは穴径であり、ねじの呼びや使用を承認されたボルト径ではありません。アンカーの手配や基礎の穴あけ前に、完全な取付図で穴位置、接触面、締結条件を確認してください。板の外形寸法が合うだけでは、既設品との交換可否は判断できません。

全高だけでなく全支持点の高さをそろえる
全高Bは各区分で134.9 mm、214.1 mm、263.4 mmです。Hは上板厚、Iは下板厚を示します。交換時には全支持点の高さ、基礎の平面度、荷重分担を確認します。1か所に薄いシムを入れるだけでは、この確認の代わりにはなりません。取付け、点検、締結部品の交換に必要な作業空間も確保してください。同じ定格容量でも、別構造のモジュールでは外形や固定位置が異なる場合があります。
| 区分・記号 | 寸法 | その他の寸法 |
|---|---|---|
| 5–20 klb: A / B / C | 279.4 / 134.9 / 190.5 mm | D = 203.2 mm; E = 101.6 mm; F = 152.4 mm. |
| 5–20 klb: J / K | 14.2 / 26.9 mm | G = 76.2 mm; H = 12.7 mm; I = 19.1 mm. |
| 30–75 klb: A / B / C | 381 / 214.1 / 254 mm | D = 292.1 mm; E = 152.4 mm; F = 203.2 mm. |
| 30–75 klb: J / K | 17.3 / 30.2 mm | G = 130 mm; H = 19.1 mm; I = 25.4 mm. |
| 100 klb: A / B / C | 457.2 / 263.4 / 304.8 mm | D = 355.6 mm; E = 228.6 mm; F = 254 mm. |
| 100 klb: J / K | 20.6 / 35.1 mm | G = 190.5 mm; H = 31.8 mm; I = 31.8 mm. |
円筒状支持部の形から許容変位を判断しない
荷重は中央の接続部から伝わり、ビームの両端は円筒状部品で支持されます。この形状だけでは許容移動量や水平力の上限は分かりません。向き、支持部の着座状態、組立順序を提示構成の取付手順で確認します。ガイド、ストッパー、タンクの変位制限機構はモジュールと整合させる必要があります。充填や排出中に機械的な拘束が生じている場合、支持点間の電気的な補正では原因を取り除けず、ある荷重点の差だけを隠すことがあります。
見積りにはロードセルから指示計までの条件を含める
空タンク質量、最大内容物質量、脚数、各支持点に想定される荷重をお知らせください。klbで示すロードセルの定格容量と、指示計に表示する単位は分けて確認します。測定系の選定には、読み取りたい最小の質量変化、データ収集装置、接続箱の配線も必要です。既設指示計を残す場合は、入力、励起電圧、接続可能なセル数を、提示セルの感度、抵抗、結線、校正データと照合します。変換器が必要なら電源と受信側の入力を指定し、別途見積りに含まれることを確認してください。
通常の配管接続を終えた状態で確認する
タンクの配管や付属接続を通常使用状態にしてから、組み上がった測定系を確認します。同じ基準荷重を繰り返し加え、指示値と除荷後のゼロ復帰を比較してください。安全に実施できる場合は、支持点間の荷重分担を管理した状態で変化させて確認します。校正を変更する前に、意図しない接触、支持部の緩みや着座不良、配管による力を調べます。承認済みの取付図、締結部品の仕様、セルの校正データ、指示計設定を保存すると、次回交換時の照合に使えます。
METRAVONのその他の計量モジュール. 定格容量と併せて全高と固定位置を比較してください。
MV-WM0013の選定・見積りを依頼する. 上下の取付図、支持点荷重、使用する指示計の情報をお送りください。
取付けと接続に関する質問
Q1. 上下の板に同じボルト仕様を使えますか。
同じ仕様と決めつけることはできません。上側Jと下側Kの穴径は3区分とも異なります。穴位置、相手部材の厚さ、締結条件も確認してから締結部品を選定してください。
Q2. 円筒状支持部を見ればタンクの許容移動量が分かりますか。
分かりません。写真は支持部の形状を示すもので、移動量や横荷重の上限を保証するものではありません。熱膨張が見込まれるタンクでは、想定変位を提示し、着座、ガイド、ストッパーの条件を確認する必要があります。
Q3. 既設の計量指示計を継続使用できますか。
入力、励起、セル数、接続箱が、提示セルの感度、抵抗、校正データ、結線と適合していれば使用できます。機械部分を交換した後は測定系全体を確認し、校正してください。機器名称が似ているだけでは互換性は判断できません。
