目的と適用範囲
レーダーレベル計の電子モジュールを交換する場合、機械部が同じでも、ファームウェア、設定、出力校正、認証上の組合せが変わる可能性があります。単なる基板交換として扱わず、メーカー適合、設定復元、ループ試験、故障動作を確認して受け入れます。
必要な設計情報
本体とモジュールの型式、シリアル、ハードウェア・ファームウェア版、認証、互換表を確認します。交換前に設定、曲線、診断履歴、電流レンジ、通信アドレスをバックアップします。電源、過電圧、接地、浸水、温度など故障原因も調査し、再発防止を計画します。
選定・施工上の要点
メーカー承認の組合せと作業手順を使用し、防爆機器では認証を損なう非承認部品を使いません。静電気対策、シール、Oリング、蓋の締付けを守ります。設定ファイルの互換性を確認し、旧版から変換されない項目は手動で照合します。
検証と受入基準
交換後に起動診断、表示、キー操作、設定、日時を確認します。既知入力またはレベルで測定値を比較し、4、8、12、16、20 mA、通信、警報、故障電流、停電復帰を試験します。基準エコーカーブが交換前と合理的に一致することを確認します。
記録と保守
新旧シリアル、部品番号、ファームウェア、作業者、原因、設定、校合結果を記録します。交換した不良部品は識別して隔離し、保証返却や解析結果を台帳へ追加します。予備モジュールは保管条件と互換性を定期確認し、版違いを放置しません。
よくある質問
電子モジュールだけならループ試験は不要ですか。
出力回路と設定が変わるため、測定からPLCまで再試験します。
旧設定ファイルをそのまま復元できますか。
版の互換性を確認し、重要設定を手動照合します。
防爆機器を現場で開けられますか。
認証、メーカー手順、作業許可、隔離条件に従います。
関連情報
Author: Arvin · Source: METRAVON Instruments
