目的と適用範囲
粉じん環境向けレーダーレベル計のRFQでは、粉じんの有無だけでなく、濃度、含水率、充填時間、付着、危険場所を具体化します。通常の静止状態で測れる仕様ではなく、粉じんが最大となる充填中に必要な信号余裕と警報動作を要求します。
事前に確認する情報
粉体名、粒径、含水率、かさ密度、誘電特性、粉じん濃度、温度、付着、摩耗を提示します。サイロ寸法、投入管、排出口、補強材、集じん、取付開口を図面化します。充填速度、運転周期、防爆区分、必要測定範囲、在庫精度、上限保護をRFQへ含めます。
設計・施工上の要点
供給者にはアンテナ形式、ビーム角、推奨位置、近距離限界、粉じん中の適用条件を回答させます。パージや保護カバーは、必要空気品質、防爆、保守を含めて評価します。接地、ハウジング、ケーブル入口、材質証明、認証の供給範囲を明確にします。
試験と判定基準
受入基準には、空・既知レベル・充填・排出時の曲線、信号余裕、ロストエコー、復帰、出力、上限警報を含めます。供給者が提示する実績は材料と条件が類似しているか確認します。現地試験不能な条件は、保証と再試験方法を契約前に合意します。
引渡しと保守
RFQ、技術回答、偏差、図面、試験計画、基準曲線を保管します。材料変更や集じん改造後は、元の選定条件との差を確認します。運転開始後は信号余裕、付着、清掃、異常履歴を追跡し、次回仕様へ反映します。
よくある質問
粉じん濃度が不明でも見積できますか。
可能でも不確実性が高いため、充填状態、材料、集じん条件をできる限り提示します。
パージは常に必要ですか。
付着、空気供給、防爆、保守を評価し、必要な場合だけ採用します。
実績品なら現地試験は不要ですか。
取付と材料条件が異なるため、現地の不利な状態で確認します。
関連情報
Author: Arvin · Source: METRAVON Instruments
