目的と適用範囲
タンク用レーダーレベル計の現地承認は、設置、測定、システム表示、警報が実際の運転条件で要求を満たすかを確認します。工場試験だけではノズル、内部構造、泡、蒸気の影響を再現できないため、現地の基準値とエコー診断が必要です。
事前に確認する情報
用途、許容差、通常・最高液位、警報役割を確認します。完成図、型式、材質、防爆、基準面、設定、PLCスケールを最新版へそろえます。試験時の媒体、温度、泡、攪拌、投入状態と、基準尺、サイトグラス、重量など比較方法を決めます。
設計・施工上の要点
承認前にノズル、アンテナ、障害物、接地、ケーブルを点検します。抑制、オフセット、ダンピングに物理的根拠があるか確認します。高位保護が重要な場合は、連続測定と独立警報の共通故障を評価し、バイパスと最終遮断機器を含めます。
試験と判定基準
複数レベルで実測とローカル表示、PLC、SCADAを比較します。エコーカーブ、信号余裕、追従時間、4–20 mAまたは通信、警報、ロストエコー、停電復帰を試験します。通常運転だけでなく、泡、攪拌、投入など不利な状態を可能な範囲で確認します。
引渡しと保守
署名済み試験記録、完成図、設定バックアップ、曲線、偏差、未検証条件を保管します。条件付き承認には責任者と期限を付けます。媒体、温圧、ノズル、最高液位、ロジックを変更した場合は、承認範囲への影響を再評価します。
再試験の結果も同じ台帳へ追加します。
よくある質問
工場試験だけで現地承認できますか。
現地の取付、媒体、基準値、システム連携を別途確認します。
何点で比較しますか。
最低、通常、最高を含む複数点で、用途に必要な範囲を確認します。
未試験条件はどう扱いますか。
制約として明記し、再試験条件、責任者、期限を設定します。
関連情報
Author: Arvin · Source: METRAVON Instruments
