METRAVON MV-LC0104は、ボルトの初期締付軸力や軸方向圧縮力を測る貫通穴型ロードセルです。ボルトや軸は穴を通り、力は環状の支持面から伝わります。軸のせん断を測るピンではないため、穴のすき間と支持面を定格容量と合わせて選定してください。
実際のボルトと支持部品に穴径を合わせる
120 kNの基準寸法は穴径16.1 mm、外径45 mmで、400 kNでは30.1 mmと69 mmです。軸部、ねじ、表面処理、組立すき間の実寸を提示してください。ねじ呼び径だけでは通過すき間を判断できません。座金や支持部品は、所定の環状面を同心に支持する必要があります。
| 定格容量 | 穴径 / 外径 | 本体高さH |
|---|---|---|
| 120 kN | 16.1 / 45 mm | 45 mm |
| 180 kN | 20.1 / 51 mm | 55 mm |
| 210 kN | 22.1 / 54 mm | 58 mm |
| 240 kN | 24.1 / 57 mm | 65 mm |
| 320 kN | 27.1 / 64 mm | 72 mm |
| 400 kN | 30.1 / 69 mm | 76 mm |
本体高さHだけで取付長さを決めない
Hは本体の基準高さであり、取付状態の全長ではありません。図面では支持面の突出部がH1 = 2 mmとして別に示されています。ケーブル口、保護された曲げ、工具の作業空間も含めて軸方向断面を確認してください。回転部品がケーブルを引いたり本体を連れ回したりしない構造が必要です。

提示される定格容量を確定する
仕様欄は120–400 kNですが、寸法表には500、600 kNの行もあります。追加の寸法行だけでは供給仕様や性能条件を確定できません。高荷重用途は、見積対象の定格、電気仕様、図面を取得してから設計承認してください。
実際の締付軸力範囲と例外荷重から選定します。締付トルクと軸力の関係は継手や摩擦に依存するため、未検証の共通換算係数で決めないでください。センサの支持面を通る軸力の検証と、締付手順の検証は別に行います。
完成した支持構造と測定系で軸力を確認する
定格出力は1.5 ±0.05 mV/V、励起電圧は5–12 V DCです。入力抵抗750 ±30 Ω、出力抵抗700 ±5 Ωが記載されています。長さ3 m、直径5 mmのケーブルを最終配置にしてから、完成した支持部品を通して既知の軸方向荷重を確認します。
残留軸力を測る場合は、読取時刻、温度、なじみの条件を決めてください。非直線性±0.3–0.5% FSは継手全体の不確かさではありません。IP65、−20~+70 °Cに加えて材質と端末の環境も確認します。ボルト図面、座金構成、軸力範囲、取付空間、受信器入力を提示してください。
軸力と容量の確認事項
Q1. 締付トルクで既知荷重による確認を代用できますか?
共通のトルク・軸力換算係数はありません。摩擦や継手条件によって関係が変わります。測定系を既知の軸力で確認し、締付手順は別に検証してください。トルク設定をセンサの校正値として扱わないでください。
Q2. 500、600 kNも自動的に購入可能ですか?
寸法表の行だけでは確定しません。実際に提示される構成、定格、電気仕様、図面を取得してください。仕様欄の120–400 kNを、寸法表だけから拡張しないでください。
Q3. 穴の内面にボルトを横から押し当てて測れますか?
記載構成は支持面で軸方向圧縮力を測ります。穴内面への横接触は別の荷重経路で、承認されたせん断ピン測定ではありません。ボルトのすき間と支持面の同心性を確認してください。
