水位センサーの種類によって、測定位置と依存する条件は異なります。利用できる取付位置、必要な基準点、保守アクセスから検討を始めてください。購入しやすいセンサーでも、深井戸から取り出しにくかったり、障害物のある屋根から水面を捉えられなかったりする場合があります。
水位センサーの種類と設置上の依存条件
| 方式 | 適した条件 | 確認項目 |
|---|---|---|
| 空間伝搬式レーダー | 表面まで遮るもののない経路を持つ上方位置。 | 近距離側の空間、障害物、取付の安定性。 |
| ガイド波レーダー | 連続したプローブを容器内へ安全に設置できる。 | 接触適合性、プローブの荷重、引抜き空間。 |
| 静水圧式 | 表面より下で圧力を測定できる。 | 液体密度、圧力基準、接液組立品へのアクセス。 |
| 超音波式 | 気相空間を通る音響経路が利用可能な状態に保たれる。 | 気相条件、結露、泡、選定センサーの限界。 |
この比較は工学的な依存条件を示すものであり、すべての方式がMETRAVONの構成として供給されるという主張ではありません。製品選定には、引き続き正確なモデルデータと設置図が必要です。
二つのレーダー構成は、異なるアクセス上の問題に対応する
METRAVON MV-RD12T は、PVDFレンズ組立品を用いて、大気圧条件の水位を上方から測定します。遮るもののない経路があれば、検出面を水に浸さずに保てます。選択した電気仕様を確認し、安定した現場標点に対する基準面の位置を定めてください。

MV-RD701 は、容器内でロッドまたはケーブルを使います。そのため、保守と機械面の検討内容が変わります。堆積物、内部機器、プローブを取り外す経路を確認してください。接触プローブが、あらゆる狭い井戸の問題を自動的に解決するわけではありません。
レンジを比較する前に不適切な方式を除外する
加圧容器では、選んだ構成で補償しない限り、静水圧の指示値に気相圧力が含まれる場合があります。非接触測定では、センサーと想定水面の間のすべての障害物を示してください。浸漬する組立品については、清掃と回収方法を含めます。
その後、受信システムが水深、標高、タンク内容量のどれを必要とするかを定義してください。センサーのレンジでは、この選択は決まりません。生の測定値が正しくても、基準点や密度の前提が誤っていれば、報告値は誤る場合があります。
Q1. 非接触測定は常に保守が容易ですか。
浸漬プローブは不要になりますが、屋根上の機器では、依然として難しいアクセス、レンズ点検、ブラケット作業が必要な場合があります。水に触れるかどうかだけでなく、実際の保守経路を比較してください。
Q2. タンクの高さだけで方式を選べますか。
いいえ。高さだけでは、近距離側の有効範囲、取付形状、環境条件、必要な誤差が抜けています。測定経路全体を評価できるよう、断面図と想定される最高・最低水面を提示してください。
まとめ
水位測定技術の検討をご依頼ください 。現場断面、アクセス制限、意図する報告量を添えてください。モデルと出力を選ぶ前に、これらの制約から不適切な方式を除外します。
