ロードセルは、その検出構造を通って伝わる力を測定します。計量に利用できるのは、計量対象が予測可能な荷重経路を介して支持されている場合です。容量を選ぶ前に、必要なのが質量、局所的な力、液面高さ、あるいは有無を判定する液位警報なのかを明確にしてください。これらはそれぞれ異なる測定です。
ロードセルが測定目的に適している場合
| 必要な結果 | 適した方法 | 最初の確認事項 |
|---|---|---|
| バッチの質量 | 受入れ側または払出し側の装置全体を計量します。 | 配管や支持部の拘束が変動することなく、測定可能な荷重変化が生じる構造になっていますか。 |
| 加えられる力 | 定めた機械的荷重経路に力センサーを配置します。 | プリロードや力の反転も含め、定格荷重方向が治具に適合していますか。 |
| 表面の高さ | 重量から高さを推定するのではなく、レベル計を検討します。 | 密度の変化により、質量から液位への換算の信頼性が損なわれませんか。 |
計量は、材料の表面が不均一な場合や見えない場合に有用です。ただし、取り付けた機器や外力の影響も測定に含まれます。容器に撹拌機の駆動部を追加すると風袋が変わります。また、加熱中に配管から作用する力が変われば、内容物の移動がなくても指示値が変化することがあります。
精度の数値より先に機械的構成を決める
この METRAVON MV-LC0159 はベローズ付き曲げビーム形です。一端を固定し、他端の指定接続部に荷重を加えます。5-500 kgの容量選択肢があっても、中央圧縮柱形やタンク支持一式として使えるという意味ではありません。

吊り下げ式または軸方向の試験治具では、 MV-LC0099 S形ロードセル により異なる荷重経路を構成できます。これらの構造を公称容量だけで選ばないでください。取付部と力の作用方向を図示してから、必要な動きを検討します。
最大荷重に加えて、識別すべき最小変化量も指定する
総荷重には計量台、容器、治具の重量を含めます。電気的にゼロ調整しても、その機械的荷重はなくなりません。次に、作業者が確実に識別しなければならない最小変化量と、その結果が必要になるまでの時間を示してください。容量の大きなセンサーは最大力に耐えても、必要な微小変化に対して計器の入力スパンの使用割合が小さすぎる場合があります。
設置後の受入試験は実際の用途に合わせます。計量台では関連する位置に既知荷重を置き、治具では必要な方向に既知の力を加えます。各試験系列の前後に無負荷指示値を保存してください。中央の1点だけでスパン調整しても、偏心荷重特性、繰返し性、動作中の性能は確認できません。
測定に関する質問
質問1. ロードセルでタンク内の液面高さを把握できますか。
正味質量、密度、容器形状について追加の前提条件が必要です。オーバーフロー位置までの余裕など、表面高さに基づく動作が必要な場合は、重量で液面を把握できると考えず、液位の直接測定を検討してください。
質問2. 型式の見積りには何が必要ですか。
荷重経路図、総荷重と測定に必要な最小荷重、力の方向、運転サイクル、利用可能な校正方法を提示してください。受信計器と洗浄条件も明らかにします。これにより、供給者は容量だけを見積もるのではなく、設置全体を評価できます。
まとめ
重要な測定量が力または支持された質量であり、機械構造がその測定を妨げない場合にロードセルを使用します。 センサーの適合性評価をご依頼ください 。形状や定格を選ぶ前に、取付部の略図と必要な計量刻みをお知らせください。
