適用目的
薬液タンク用レーダーは測定性能だけでなく、腐食、圧力、温度、蒸気、シール材、防爆、漏えいリスクを含む組立品として選定します。表示が良好でも接液材が不適合なら採用できません。
事前に確認する情報
薬品名、濃度、不純物、温度、圧力、蒸気、泡、誘電特性、洗浄液を確認します。タンク形状、ノズル、攪拌、投入位置、危険場所、衛生要件、出力と警報もRFQへ記載します。
設計上の注意点
アンテナ、フランジ、ガスケット、プロセスシール、ハウジングの耐食性と圧力定格を確認します。材質適合は一般名ではなく実際の濃度と温度で判断し、独立した過充填保護の要否を評価します。
現地試験
受入れでは型式、材質証明、取付、気密、基準面、既知液位、エコー、出力、警報、故障電流を確認します。運転温度や蒸気条件でも信号が維持されることを検証します。
引渡し記録
材質表、証明書、完成図、設定、曲線、試験結果、点検周期を保管します。薬品や洗浄条件が変わる場合は再承認します。
耐食性資料は一般的な薬品名だけで判断せず、実液の濃度、最高温度、不純物、洗浄液、接触時間を供給者へ提示して確認します。シール破損時の封じ込め、排液、作業者保護も計装仕様に含めます。安全機能に使用する場合は、センサーから遮断機器までの応答を確認します。保守時に誤ったガスケットや材質へ交換しないよう、交換部品の規格と識別方法を台帳へ記載し、作業後に気密性を再確認します。
よくある質問
非接触なら材質確認は不要ですか。
いいえ。アンテナやシールなどプロセスに接する部分があります。
薬品名だけで選べますか。
濃度、温度、不純物、洗浄条件まで必要です。
何を受入試験しますか。
漏えい防止、測定、出力、警報、故障時動作を一連で確認します。
関連情報
Author: Arvin · Source: METRAVON Instruments
