適切に選定した計器でも、設置方法を誤ることがあります。防爆型レベルスイッチの設置では、ケーブル引込部、接続回路、交換部品を、承認文書に定める防爆方式と適合させる必要があります。防爆計器すべてに同じ配線規則や筐体の要件が適用されると考えてはいけません。
付属品を選ぶ前に防爆方式を特定する
必要な力量を持つ危険場所の専門担当者に、対象機器の表示と説明書を確認してもらってください。筐体構造やケーブル引込部の詳細が成立条件となる方式もあれば、本質安全回路のように適切な回路評価と関連機器を要する方式もあります。バリアは常に必要なわけではなく、実際の防爆方式の確認に代わるものでもありません。
グランド、閉止栓、アダプター、必要な関連機器をどの当事者が供給するか記録してください。購入範囲から付属品が漏れていると、設置時の場当たり的な代用品使用につながりかねません。計器が現場に到着する前に、その仕様を確定します。
防爆型レベルスイッチの設置確認
| 接続・構成箇所 | 承認設計との適合事項 |
|---|---|
| ケーブル引込部 | 引込口のねじ、ケーブル構造、シール構成、使用が許可された付属品。 |
| 接続回路 | 電源、出力、必要な関連機器、回路上の制限。 |
| 未使用の開口部 | 検証していない工場内の栓ではなく、指定された閉止部品。 |
| 交換部品 | 物理的に交換可能なだけでなく、実際のアセンブリに対する承認。 |
電気的な防爆確認と、液体・粉体の検出試験は分けてください。材料がある状態でスイッチが正常に動作しても、ケーブル引込部の構成が不適切なことがあります。どちらの試験も、もう一方の代わりにはなりません。

スイッチを交換しても、既設品の承認は引き継がれない
交換候補としてMV-SP601 RFアドミタンス式スイッチが提案される場合、METRAVONは提示する電気的構造を特定し、必要な危険場所向けの根拠資料を提供する必要があります。取り外す計器で使用していたという理由だけで、バリア、グランド、筐体の構成を流用してはいけません。
現在の製品シリーズの説明は、危険場所への設置承認ではありません。文書が入手できない、または提案する組み合わせが文書の対象外である場合は、承認を保留したままにしてください。試運転中に不足が判明するより、発注前に解消することが望まれます。
Q1. ケーブルグランドは、ねじが同じものに交換できますか?
ねじが合うことは要件の一つにすぎません。ケーブル、シール、防爆の考え方、文書に定めた付属品の制限も適合する必要があります。代替品の判断は担当の専門家に委ねてください。
Q2. PLC入力が変わらなければ、交換品は電気的に同等ですか?
いいえ。その入力より上流では、新しい出力、電源要件、回路特性が異なる可能性があります。接続された構成全体を確認してください。
Q3. 通電状態の機能試験中に筐体を開けてもよいですか?
その設置設備で許可された運転・アクセス手順に従ってください。信号確認だけだからといって、通電中の開放が許可されると考えてはいけません。
まとめ
計器本体と併せて、付属品や回路の変更も管理してください。既設ループ図と承認済みの防爆要件をご提示ください。MV-SP601への交換案に関する文書を依頼する際に必要です。
